昨年、全国で人間ドックを受診した人のうち、「異常なし」(A判定)と「軽度異常だが現在心配がない」(B判定)を合わせた「健康な人」の割合が、24年に及ぶ調査で初めて前年(06年)を上回った。日本人間ドック学会が8日、発表した。上昇幅はわずかだが、学会は「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が茶の間で話題になり、市民の健康意識が向上したのではないか」と推測している。
人間ドックでは生活習慣病の原因とされる肥満や高血圧の有無など20項目以上を測定。学会は85年から毎年、その前年の受診者の検査結果を調べている。今年は全国799施設を対象に実施し、718施設が回答した。
それによると、受診者は前年より1万人多い約296万人。このうち、健康な人は11.8%の約35万人で、前年比0.4ポイント(約1万6000人)増と初めて増加に転じた。
また、年代別でみると、30代以下が同1.9ポイント増の24.5%、40代も同0.5ポイント増の12.5%を記録した。一方で、50代と60代以上は同0.1~0.2ポイント減っていた。
健康な人の割合は、調査を始めた84年の29.8%が最も高く、減少し続けてきた。最近では04年と05年がともに12.3%、06年が11.4%と減少率は低下し下げ止まり感は出ていたが、上昇に転じることはなかった。
学会の笹森典雄副理事長は「06年にはメタボという流行語が生まれた。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080908-00000138-mai-soci
