女性の「やせすぎ」ご用心 30代で増加
出産に影響も?
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が注目を集める一方で、若い女性の「やせすぎ」が問題になっている。和歌山県内では30代の増加が目立つ。県健康づくり推進課は「自身だけでなく、生まれてくる子どもの健康にも影響する」と警鐘を鳴らしている。
肥満度を示すのに使う「体格指数(BMI)」では、「やせ」は18・5未満、「肥満」は25以上。県が今夏に行ったアンケートによると女性の「やせ」は20代で20・0%、30代で27・5%だった。
全国的にも女性は20代、30代でやせの割合が高いが、年齢による意識変化もあり、30代で減少する傾向にある。県は2011年度までに20代、30代とも15%以下に引き下げたいとしている。
身長160センチの場合、望ましいとされるBMI22に必要な体重は56・3キロ。18・5未満だと「一目でやせていることが分かる」(県健康づくり推進課)という。
同課担当は「やせすぎは貧血や骨粗しょう症につながる。妊婦の場合は、低出生体重児が生まれやすい」と指摘する。市町村では妊婦健診の際、食事の指導などを強化している。
今夏の調査は、食育推進計画の中間評価が目的。対象は20歳以上の1000人で、同課は「サンプル数は少ない。ただ、30代のやせが多いことは間違いない。適正体重維持の啓発に力を入れたい」と話している。
異なる調査法をとる県民健康栄養調査でも、30代女性のやせの割合は03年の14・3%から、07年は17・6%に増加している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091119-00000003-agara-l30
