訪問介護だけでは経営が苦しくても、デイサービスを始めるなどでサービスを多様化すれば、収支が好転する場合もあるようです。地域で困っている人を助けようと、さまざまな福祉サービスを展開してきた結果、訪問介護主体だった小さなNPO法人が、年間4億7000万円を生む社会福祉法人にまで成長したところも。成功の秘訣(ひけつ)を探ります。(清水麻子)
「『ゆいさん』にはずいぶん助けられていますよ」
横浜市南区の自宅で、全身の関節がこわばって痛む全身性エリテマトーデスという難病と闘いながら、ダウン症の長女(30)を育てる主婦、飯田津夜子さん(64)は笑顔を見せた。
「ゆいさん」とは、横浜市南区で訪問介護事業所などを運営する社会福祉法人「たすけあいゆい」のこと。飯田さんは毎週木曜にはヘルパーを派遣してもらい、家の掃除を、土曜日には長女の散歩に付き添うヘルパーを派遣してもらっている。
飯田さんは体調が良いときは何でも1人でするが、痛み止めが効かず、寝込むほど辛いときもあるという。「食事作りや洗濯、掃除など、しなければいけないことは多いのですが、一方で常に手助けが必要な娘の世話もあり、助けてほしいという心境で区に相談に行き、紹介されたのが、出合いでした」と振り返る。
「たすけあいゆい」は、国が難病ヘルパー制度を始めた平成9年から、市の委託を受けて難病患者にヘルパーサービスを実施している。
「つきあいはもう10年以上ですが、また助けてもらうかも」と飯田さん。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081222-00000546-san-soci
