メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)予防のため、市町村で「メタボ健診」が始まって1年。宮崎県美郷町では健診の前から、町ぐるみで“脱肥満”を目指す「脱みさとメタボリック大作戦!」に取り組み、多くの住民が減量に成功している。
“作戦”は3か月間、毎日朝夜の2回、自宅で体重を計測して、毎週月曜の体重と腹囲の記録を町に提出するというシンプルなもの。記録することで体重を意識させ、「住民の健康維持」と「町の医療費削減」の一石二鳥効果を狙う。これまで、2007年度と08年度に行い、全町民の約2割に当たる1274人が参加。糖尿病など生活習慣病が気になる50~70歳代が約8割を占めた。町福祉保健課によると、2~3割の住民が作戦後も継続して毎日体重を記録しているという。
昨年9~11月に実施された08年度の「作戦」では、参加した678人のうち半数近くが減量に成功した。2キロ以上減った人が83人、1~2キロ未満が108人、1キロ未満が112人だった。115人が変化なしで、太った人が206人いた。
8・3キロ減った会社員土田易(やすし)さん(47)は、血圧が高く不安を感じていたが、毎朝、バナナ2本と1~2リットルの水で過ごした。今も毎日、体重を量っており、「持病のヘルニアの痛みが和らいだ。楽に動け、昔のズボンもはけるようになった」と喜んでいる。
07年度の作戦では参加者の約8割が満足し、「意識を変えることで、太らないでいられる」(50歳代女性)、「毎日の食生活がいかに大事かという意識が強くなった」(同)などの感想が寄せられた。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090404-00000746-yom-soci
