表裏HPで摘発逃れ やせ薬通販業者 警視庁指導要請
「やせる」などの効能をうたって健康食品をインターネットで販売する業者の多くが、「表ページ」と「裏ページ」の2種類のホームページ(HP)を使い分けて、捜査当局の摘発を逃れていることが29日、警視庁生活環境課の調べで分かった。同庁生活安全部は消費者保護の観点から、厚生労働省と東京都に対し、悪質な業者への行政指導などを要請した。警視庁が厚労省にこうした要請を行うのは初めて。
同課などは4月、「肥満遺伝子治療」などと未承認の医薬品をネットで宣伝し、無許可で販売したとして、薬事法違反の疑いで健康食品販売会社社長らを逮捕した。捜査関係者によると、この捜査を通じて、業者の多くが表ページと裏ページを作り分けていることが分かった。
同課によると、薬事法では承認を受けた医薬品以外に「やせる」などの効果や効能をうたうことは禁止されているため、表ページには商品の写真や価格を簡単に掲載。一方、裏ページには効能を派手にあおった文言が並び、同法に抵触するようなものだった。
トップページには「表」を掲げ、「体験談はこちら」などのキーワードをクリックすると「裏」につながる手法や、捜査当局のチェックが少ない夜間や休日に限って「裏」を出すなどの手法で、摘発を逃れようとしているという。
さらに、摘発逃れの手法として、同業者間のネットワークを生かして摘発情報などを収集し、会社の閉鎖や新設を繰り返しているという。こうした業者は短期間で商品を売り切って会社を閉鎖するため、被害申告を受けて捜査当局が捜査に着手したときには会社自体がないという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090530-00000521-san-soci
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