難関とされる第一種電気工事士の国家試験に、鹿島市の東部中3年、小野琢麿君(15)=同市古枝=が合格した。社会人や大学生を含めた合格率が約30%という狭き門をくぐり抜けた小野君は「将来は建築士になりたいので、その仕事に役立てば」と喜んでいる。
第一種電気工事士は、工場やビルなど主に屋外で、最大500キロワットの電気設備工事ができる資格。筆記と実技試験があり、小野君が受験した本年度は、全国で約3万6千人が挑み、合格者は約1万2千人(筆記試験免除者を除く)だった。試験を実施する電気技術者試験センターによると、中学生以下の合格者は「年に数人しかいない」という。
小野君は小学6年のとき、有田工高電気科の教員で父の眞佐義さん(47)が、自宅に電気配線を設置する姿を見て電気工事に興味を持った。中学入学後、「しっかり勉強すれば、高校生でも合格できるから」という眞佐義さんの勧めで資格の勉強を始め、2年生で第二種電気工事士と危険物取扱者の試験にパスした。
第一種の取得に向けた勉強は昨年8月ごろに開始。自宅では眞佐義さんの指導を受け、学校では昼休みに参考書を広げる熱心さで、同10月の筆記と同12月の実技試験を突破し、今年1月中旬に合格証書を手にした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100203-00000001-nnp-l41
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